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塗装について
2024.09.08

屋根塗装自分でやる前に知っておくべきこと|デメリットもある

屋根塗装を自分でやってみたいけど、どこから手をつければいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
費用を抑えたい気持ちはよく分かりますが、屋根塗装は高所作業であり、安全面や専門知識、必要な道具など、注意すべき点が数多くあります。
 

□屋根塗装自分でやるメリット・デメリット

 
屋根塗装を自分で行うメリットは、なんといっても費用を抑えられることです。
しかし、DIYには専門業者に依頼するよりも多くの労力と時間が必要となり、思わぬトラブルに見舞われる可能性も孕んでいます。
ここでは、屋根塗装のDIYを行う際に考慮すべきメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
 

1: 屋根塗装DIYのメリット

 
・ 費用を抑えられる
屋根塗装を自分で行う最大のメリットは、業者に依頼するよりも費用を抑えられることです。
特に、屋根の面積が広く、業者に依頼するとそれなりの費用がかかってしまうような場合は、DIYで費用を抑えられる可能性があります。
 

2: 屋根塗装DIYのデメリット

 
・ 転落リスクが高い
屋根塗装は高所作業であり、転落のリスクが非常に高いです。
安全対策を怠ると、重大な事故につながる可能性もあります。
特に、足場が不安定な場合は、転落のリスクが高まりますので、十分注意が必要です。
 
・ 専門知識が必要
 
屋根塗装には専門的な知識が必要となります。
塗料の種類や塗り方、下地処理など、適切な知識がないと、仕上がりが悪くなったり、耐久性が低下したりする可能性があります。
また、屋根の構造や素材によって適切な塗料や施工方法が異なるため、事前にしっかりと知識を身につけておく必要があります。
 
・ 工期が長くなる
 
屋根塗装は、準備から塗装、乾燥まで、多くの時間と労力を要します。
特に、屋根の面積が広い場合は、工期が長引く可能性があります。
また、天候に左右されるため、雨天時は作業がストップしてしまうこともあります。
 
・ 思わぬトラブルが発生する可能性がある
 
DIYでは、専門業者に依頼した場合と比べて、思わぬトラブルが発生する可能性があります。
例えば、塗料の選定ミスや塗り方、下地処理の不足などが原因で、塗装が剥がれたり、雨漏りが発生したりするケースもあります。
 

□屋根塗装自分でやる際の注意点

 
屋根塗装のDIYは、費用を抑えられる一方で、転落リスクや専門知識が必要など、多くの注意点があります。
安全に、そして失敗せずに屋根塗装をDIYするためには、事前にしっかりと準備しておくことが重要です。
ここでは、屋根塗装のDIYを行う際に注意すべき3つのポイントを紹介します。
 

1: 安全対策

 
屋根塗装は高所作業であり、転落のリスクが非常に高いです。
安全対策を怠ると、重大な事故につながる可能性もあります。
そのため、安全対策は、屋根塗装のDIYを行う上で最も重要なポイントです。
 

・ 足場をしっかりと設置する

 
足場は、転落防止のために非常に重要です。
しっかりと設置されていない足場は、作業中に崩れてしまう可能性があり、非常に危険です。
足場を設置する際は、必ず専門業者に依頼し、安全な足場を構築するようにしましょう。
 

・ 安全ベルトを着用する

 
安全ベルトは、転落した場合に命を守るための重要な装備品です。
屋根塗装を行う際は、必ず安全ベルトを着用しましょう。
安全ベルトは、しっかりと体にフィットしていることを確認し、作業中は常に着用するようにしてください。
 

・ 作業前に周囲を確認する

 
作業を開始する前に、周囲の状況を確認しましょう。
特に、足場の近くには障害物がないか、安全に作業できるスペースがあるかなどを確認してください。
また、作業中に周囲の状況が変化していないか、定期的に確認することも重要です。
 

2: 必要な道具の準備

 
屋根塗装を行うには、様々な道具が必要です。
必要な道具を事前に揃えておくことで、スムーズに作業を進めることができます。
 
・ 塗料
塗料は、屋根の素材や用途に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
例えば、金属屋根には油性塗料、木造屋根には水性塗料など、それぞれ適した塗料があります。
また、耐久性や色なども考慮して、適切な塗料を選びましょう。
 
・ ローラーと刷毛
ローラーと刷毛は、塗料を塗る際に使用する道具です。
ローラーは広い面積を効率的に塗るのに適しており、刷毛は細かい部分や縁を塗るのに適しています。
ローラーと刷毛の種類は様々なので、用途に合わせて適切なものを選びましょう。
 
・ マスキングテープ
マスキングテープは、塗料が飛散するのを防ぐために使用します。
窓枠や壁など、塗料を塗らない部分をマスキングテープで覆うことで、塗料が飛散するのを防ぎ、綺麗に仕上げることができます。
 
・ 高圧洗浄機
高圧洗浄機は、屋根の汚れを落とすために使用します。
高圧洗浄機を使用することで、汚れを効率的に落とすことができます。
ただし、高圧洗浄機を使用する際は、周囲に飛び散る水に注意してください。
 

3: 近隣への配慮

 
屋根塗装を行う際は、近隣への配慮も大切です。
作業中の騒音や塗料の飛散など、近隣に迷惑をかける可能性があります。
 
・ 作業時間を配慮する
近隣への配慮として、作業時間はできるだけ短時間で済むように心がけましょう。
また、早朝や深夜の作業は避け、騒音が出ないように注意しましょう。
 
・ 塗料の飛散防止対策をする
塗料が飛散しないように、しっかりと養生を行いましょう。
周辺の建物や車などに塗料が飛散しないように、シートやビニールなどで覆い、飛散防止対策を徹底しましょう。
 
・ 挨拶回りをする
作業を開始する前に、近隣住民に挨拶回りを行い、作業内容や期間などを説明しましょう。
事前に説明しておくことで、トラブルを回避することができます。
 

□まとめ

 
屋根塗装のDIYは、費用を抑えられる一方で、転落リスクや専門知識が必要など、多くの注意点があります。
安全に、そして失敗せずに屋根塗装をDIYするためには、事前にしっかりと準備しておくことが重要です。
安全対策、必要な道具の準備、近隣への配慮など、注意すべき点を理解した上で、計画的に作業を進めていきましょう。

施行実績エリア

施工実績年間150棟

施工エリア:掛川市、袋井市、菊川市、御前崎市、磐田市、浜松市、森町、島田市
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