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2024.08.07

外壁の色は熱に影響するの?黒く塗るとどうなる?メリットとデメリットを解説

外壁の色は、家の外観を左右する重要な要素の一つです。
しかし、見た目だけでなく、家の暑さにも影響を与えることをご存知でしょうか。
特に、近年では地球温暖化の影響で、夏の暑さが厳しさを増しています。
そのため、外壁の色選びは、見た目だけでなく、住み心地にも大きく関わってくるのです。
この記事では、外壁の色と暑さの関係性について解説します。

□外壁の色と暑さの関係

外壁の色と暑さの関係は、建物の向きや構造、窓の大きさ、断熱材の有無などによって大きく異なります。
一般的に、濃い色の外壁は明るい色の外壁よりも熱を吸収しやすいと言われています。
しかし、外壁の色が直接室内温度に影響するわけではありません。
なぜなら、家の暑さには、窓ガラスからの日射熱の影響が大きいからです。
特に、南面の窓ガラスは、最も熱の影響を受けやすいと言われています。

1: 外壁の色が直接室内温度に影響しない理由

外壁の色が直接室内温度に影響しない理由は、外壁と室内の間に空気層が存在するためです。
この空気層は、外壁の熱を室内に伝達しにくくする役割を果たしています。
そのため、外壁の色が濃くても、室内の温度が大きく上昇することはありません。

2: 窓ガラスからの日射熱が室温に与える影響

窓ガラスは、外壁よりも日射熱を透過しやすい素材です。
そのため、南面の窓ガラスから入ってくる日射熱が、室温の上昇に大きく影響します。
特に、断熱性の低い窓ガラスの場合、日射熱が室内に大量に侵入し、室温が上昇しやすくなります。

□外壁を黒く塗るメリットとデメリット

外壁を黒く塗ることは、スタイリッシュでモダンな印象を与えられます。
しかし、黒は熱を吸収しやすい色であるため、夏は暑くなりやすいというデメリットも存在します。
外壁を黒く塗るメリットとデメリットを理解した上で、慎重に検討することが大切です。

*外壁を黒く塗るメリット

1: 冬は暖かくなる
黒は熱を吸収しやすい色であるため、冬は室温を暖かく保つ効果が期待できます。
特に、断熱材が薄い家では、冬の寒さを和らげる効果が期待できます。

2: おしゃれでスタイリッシュな仕上がりになる
黒は、高級感やスタイリッシュさを演出できる色です。
外壁を黒く塗ることで、モダンで洗練された印象の家になります。

3: 汚れが目立ちにくい
黒は、汚れが目立ちにくい色です。
特に、雨だれやカビなどの黒い汚れが目立ちにくいため、メンテナンスの手間を軽減できます。

*外壁を黒く塗るデメリット

1: 夏は暑くなりやすい
黒は熱を吸収しやすい色であるため、夏は室温が上昇しやすくなります。
特に、断熱材が薄い家では、夏の暑さが厳しく感じられる可能性があります。

2: 白っぽい汚れが目立ちやすい
黒は、白っぽい汚れが目立ちやすい色です。
砂埃や鳥のフンなどの白っぽい汚れは、黒の外壁では特に目立ちます。

3: 色あせが目立ちやすい
黒は、明るい色の外壁と比べて色あせが目立ちやすいです。
特に、紫外線の強い場所では、色あせが早く進んでしまう可能性があります。

□まとめ

外壁の色は、家の外観だけでなく、暑さにも影響を与えます。
濃い色の外壁は、明るい色の外壁よりも熱を吸収しやすいですが、外壁の色が直接室内温度に影響するわけではありません。
家の暑さには、窓ガラスからの日射熱の影響が大きいので、断熱性の高い窓ガラスを選ぶことが重要です。

施行実績エリア

施工実績年間150棟

施工エリア:掛川市、袋井市、菊川市、御前崎市、磐田市、浜松市、森町、島田市
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