鈴建ブログ

塗装について
2024.10.12

塗装プライマーとは?種類や役割・DIYでの活用方法も解説

DIYで家の塗り替えを考えている、または外壁塗装を検討している方の中には、塗装の専門用語である「プライマー」という言葉に聞き覚えがあるかもしれません。
言葉は聞いたことがあっても、具体的な役割や種類までは知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、塗装におけるプライマーの役割、種類、DIYでの活用方法についてわかりやすく解説します。

□塗装におけるプライマーの役割

塗装におけるプライマーの役割は、上塗り塗料との密着性を高め、塗膜の耐久性を向上させることです。
プライマーを塗ることで、上塗り塗料が外壁にしっかりと密着し、剥がれにくくなります。
また、プライマーは外壁の凹凸を埋める役割も果たし、塗膜をより平滑にすることで、美しい仕上がりに貢献します。

1:密着性の向上

プライマーは、外壁と上塗り塗料の間に橋渡しをする役割を果たします。
外壁の素材は、コンクリート、モルタル、サイディングなどさまざまですが、それぞれの素材は表面の性質が異なります。
プライマーは、これらの素材の表面を均一化し、上塗り塗料との密着性を高めることで、塗膜の剥がれを防ぎます。

2:耐久性の向上

プライマーは、外壁の表面を保護し、耐久性を向上させる役割も担います。
プライマーは、紫外線や雨風から外壁を保護し、塗膜の劣化を抑制します。
また、プライマーは、外壁の吸水性を抑える効果もあります。
これにより、外壁の内部に水分が浸透し、腐食やカビが発生するのを防ぎます。

□プライマーの種類と特徴

プライマーには、素材や用途に合わせてさまざまな種類があります。
ここでは、代表的なプライマーの種類と特徴について解説します。

1:防錆用プライマー

防錆用プライマーは、金属製品の塗装に用いられ、錆の発生を防ぎます。
プライマーに防錆剤が含まれており、金属表面に塗布することで、錆の発生を抑制します。
鉄製の門扉やフェンスなどの塗装に適しています。

2:浸透性プライマー

浸透性プライマーは、コンクリートやモルタルなどの多孔質素材に用いられ、塗料の浸透性を高め、耐久性を向上させます。
プライマーが素材内部に浸透することで、塗料の密着性を高め、剥がれにくくします。
外壁の塗り替えやコンクリート製の塀の塗装などに適しています。

3:シリコン系プライマー

シリコン系プライマーは、外壁塗装によく用いられ、優れた耐候性と撥水性を発揮します。
シリコン樹脂が配合されており、紫外線や雨風による劣化を防ぎます。
一般的な外壁塗装に適しています。

4:フッ素系プライマー

フッ素系プライマーは、最高レベルの耐候性と撥水性を発揮します。
フッ素樹脂が配合されており、紫外線や雨風による劣化を大幅に抑制します。
高耐久性を求められる外壁塗装に適しています。

□まとめ

この記事では、塗装におけるプライマーの役割、種類、DIYでの活用方法について解説しました。
プライマーは、塗装を成功させるために欠かせないアイテムです。
この記事を参考に、適切なプライマーを選んで、美しい仕上がりを目指しましょう。

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施工実績年間150棟

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