今が一番安定して塗装工程を勧められる時期なので、梅雨と台風シーズンで建物の傷みが気になる方は、できるだけ早く鈴建までご相談ください。
外壁塗装ハイシーズンなので、多くのご依頼が届いています。そのため、早い段階でご依頼いただけないと、対応できる日がどんどん後回しになってしまうのです。しっかりとメンテナンスを行い、お住まいの寿命を最大化しましょう!
この「建物寿命の最大化」には、使用する塗料の種類やメンテナンス方法についてこだわりを持つことをおすすめします。
今回のお役立ちコラムでは「外壁塗装のおすすめの塗料と方法」についてご紹介していきます。
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費用対効果重視なら「フッ素塗料」がおすすめ
多くの塗装業者では、外壁塗装を検討した段階で、できる限り「質の良い」塗料を使用することをおすすめしてます。これは、1度の外壁塗装によって得られる効果を最大化するためです。
- ・無機塗料
- ・フッ素塗料
- ・シリコン塗料
これらは全て耐候年数が異なります。また、使用する塗料メーカーによっても、同じ塗料の種類であっても耐候年数や効果が違うため、できる限り効果が安定的で長期間維持されるものをおすすめするのです。
おすすめポイント1「耐候年数の長さ」
フッ素塗料は、多くの塗料メーカーでトップクラスの耐候性を誇る塗料としてご紹介されています。塗料メーカーによっては、20年以上の耐候年数を誇るのも特徴です。
弊社が使用するアステックペイントのフッ素塗料は、製品によっては24年もの耐候年数が設定されているものもあります。
- ・超低汚染リファイン1000MF-IR:20〜24年
- ・超低汚染リファイン2000MF-IR:21〜26年
これだけの期間で効果を期待できるので、非常におすすめなのです。
おすすめポイント2「トータルコストの安さ」
塗料の耐候年数が長期間で設定されているということは、次のメンテナンスまでの期間が引き延ばせるということになります。先ほどあげた3つの製品だった場合、確実に20年以上の耐候年数が期待できるため、メンテナンス回数が減らせます。
仮に、人生を100年として考えた場合、30歳で建てたお住まいに対しては「70年」はそこで生活することができると考えられます。この場合、50歳の段階で1回目、70歳で2回目、90歳で3回目のメンテナンスを行うだけで済むわけです。
仮に10年で耐候年数を迎える塗料を使用していた場合、10年ごとに7回のメンテナンスが必要ということになります。
仮に、フッ素塗料が20年の耐候年数で150万円、シリコン塗料が10年の耐候年数で100万円だったとします。すると、上記の条件に当てはめると、フッ素塗料の場合は450万円、シリコン塗料では700万円かかるというわけです。
1度のメンテナンスコストはフッ素塗料の方が高くなりますが、ランニングコストとして考えた場合は、フッ素塗料が非常に優秀になります。
おすすめできないタイプ「短期間で引っ越す予定がある場合」
非常に優れているフッ素塗料ですが、施工する建物に住み続ける期間が短いとわかっている場合は、あえてフッ素塗料を使用する必要はないでしょう。外壁塗装の品質によって売却価格が上がるということはあまりなく、しっかりとメンテナンスされているかどうかが争点になることが多いのです。
この場合、仮にウレタン塗料で大幅にコストカットした外壁塗装をした場合と、フッ素塗料でガッチリとメンテナンスした場合の評価が同じということになってしまいます。
- ・フッ素塗料:150万円
- ・ウレタン塗料:60万円
ここまでの費用差があった場合、90万円をドブに捨てるようなものだと言えるでしょう。そのため、近々引っ越す予定や建て替えが検討されている状態であった場合、フッ素塗料はおすすめできないということです。
工事コストを抑えたいなら「シリコン塗料」がおすすめ
現在、多くの外壁塗装業者が「シリコン塗料」を標準仕様としてご提案するはずです。以前は高級塗料の一角にあったシリコン塗料も、安定供給されるようになったことでランクを下げることとなりました。
比較的耐候年数も長く、安定した仕上がりや対応件数も多いことからも、安心して任せることができるようになっています。
光触媒や特殊塗料などは、高い塗装技術が必要であったり、使い慣れていないと十分な密着を確保できなかったりという問題が浮かび上がってしまうのです。
そのため、シリコン塗料はかなりおすすめできる塗料になっています。
おすすめポイント1「仕上がりバランスが良い」
シリコン塗料は、かなり製造品質も高くなっている上に、艶感の選択までできることからもイメージに近づけることが容易になっています。そして、すでに対応件数が多くなっていることが理由で、塗装のノウハウが各社に蓄積されているのです。
その結果、外壁塗装をした後の仕上がりが非常に綺麗にまとまるようになりました。
使い慣れた材料で塗装すれば、ある程度技術でカバーすることができる場面も増えてきます。周囲環境によっては、スムーズに施工できない場面もあるので、シリコン塗料を使用することで乗り切ることができる現場も発生する可能性があります。
おすすめポイント2「工事コストを抑えられる」
単純に材料費が安くなれば、工事コストは下がります。ランニングコストではフッ素塗料が優秀だとご説明しましたが、1回の工事コストはやはりランクを下げた塗料の方が魅力的に映るものです。
事実、200万円近いコストを支払う塗料と、100万円を切るかもしれない塗料だった場合、1度に用意しなければならない費用を考えてランクを下げるというのはよくある話です。その結果、シリコンを塗料を選ぶこともあるでしょう。
塗装業者としても、使い慣れた塗料を選んでいただくことで安心して施工できるというメリットも発生します。
おすすめできないタイプ「確実に15年以上の耐候年数を希望する場合」
確実に20年以上住み続けるとわかっている状況であれば、ランニングコストを抑えるためにフッ素塗料をおすすめする場面が出てきます。独自でローンプランを持っている業者もあるため、現金が用意できなくても問題がないのです。
シリコン塗料の耐候年数は、どんなに長くても20年以下です。そのため、できるだけ耐候年数を稼いでメンテナンス回数を減らす方向で検討した方が、最終的なご負担を減らすことができます。その結果、シリコン塗料をおすすめしないケースがあるということを覚えておいてください。
短期工事を希望するなら「カバー工法」も要検討
外壁塗装は、どうしても準備等にも時間がかかり、塗料が乾燥するのを待つ時間も発生してしまいます。そのため、工期は比較的長めです。
しかし、どうしても短期間で工事しなければならないという事情がある場合も出てくるでしょう。そんな時は、外壁塗装にこだわらずに「カバー工法」で対処するというご提案もしています。
おすすめポイント1「短期間で工事が終わる」
カバー工法は、既存の外壁を洗浄したり徹底的に補修したりという下地調整が必要ありません。もちろん、大きなトラブルがあれば補修してから対応しますが、塗装を行う前段階のような緻密な補修はいらないのです。
その結果、対応期間が短くなっていきます。さらに、使用する材料の準備が済んでいれば非常にスムーズに作業が進むでしょう。
短期間に外壁メンテナンスを済ませたいという方はご検討ください。
おすすめポイント2「見た目を一気に変えられる」
外壁塗装以上に、カバー工法での対応は「見た目の印象を変える」ことができます。既存の外壁に新しい金属製のサイディングを貼り付けていくため、見た目の質感が大きく変わる建物は多いです。
特に、吹付けの外壁だった場合にはその効果は絶大と言えるでしょう。
おすすめできないタイプ「建ぺい率いっぱいで建てている場合」
すでに1度カバー工法を行っている場合は、残念ながら2度目はできないということを覚えておいてください。そして、建築時点で建ぺい率をギリギリで設定している建物は「固定資産税」に変化が発生する可能性があるため、施工できないことがあります。
長持ちする塗装なら鈴建におまかせください!
外壁塗装は、使用する塗料や工事方法によって、費用や耐候年数に違いが生まれます。そのため、適切な方法をご提案できる工事業者に依頼する必要があるのです。
掛川市で外壁塗装をご検討の方は、ぜひ鈴建までご相談ください。あなたにあった、最適な工事プランと施工方法をご提案いたします。
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