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2024.05.13

スレート屋根の雨漏り修理!原因と解決策で家を守る方法

家を守る屋根の中でも、スレート屋根はその美しい見た目と実用性で多くの家庭に採用されています。
しかし、スレート屋根特有の問題点として、時とともに雨漏りを引き起こすリスクがあることを知っていますか。
雨漏りは、家の快適性を損なうだけでなく、構造への損傷を招き、最終的には家全体の寿命を短くする可能性があります。
 
今回は、スレート屋根の雨漏りの原因と、その対策について具体的に紹介します。
これにより、安心して快適に住める家を維持するお手伝いをしたいと考えています。
 

□スレート屋根からの雨漏りの一般的な原因

 

スレート屋根の雨漏りがなぜ起きるのか、その背景にある一般的な原因を見ていきましょう。
スレート屋根の雨漏りを引き起こす主な原因は、経年による劣化が大きく関係していますが、具体的には以下の6つの状況が挙げられます。
 
 
1:スレートのひび割れや浮き
 
 
スレート屋根は時間の経過と共に紫外線や雨風の影響を受け、水分の吸収と乾燥を繰り返すことで、ひび割れや浮きが生じやすくなります。
特に、薄く加工されたスレートは割れやすい性質があり、さらには台風による飛来物によるダメージも受けやすいです。
これらの状態を放置すると、雨水が屋内に浸入しやすくなり、雨漏りの直接的な原因となります。
 
 
2:釘穴の拡大
 
 
スレート屋根を固定している釘の穴は、時間と共に拡大することがあります。
また、釘自体に錆が発生し、その結果、屋根材と下地との間に隙間が生じ、雨水が浸入する入口となってしまいます。
 
 
3:屋根の谷部の損傷
 
 
屋根の谷部は雨水が集まりやすい箇所で、損傷しやすい部分です。
谷部での雨水の流れが妨げられたり、損傷が進行したりすると、その部分から雨漏りが発生するリスクが高まります。
 
 
4:棟板金の経年劣化
 
 
棟板金は屋根の最上部を覆っている部分で、この部分の釘の劣化や棟板金自体の損傷も雨漏りの原因となります。
特に、紫外線や風雨のダメージを直接受けやすい部分であるため、定期的な点検が必要です。
 
 
5:塗装の剥がれ
 
 
スレート屋根の塗装が剥がれると、屋根材自体の耐水性が低下し、雨水が浸入しやすくなります。
定期的な塗り替えによるメンテナンスが欠かせません。
 
 
6:隙間の閉塞
 
 
スレート屋根には雨水の排水を助けるための隙間が設けられていますが、これが埋まってしまうと水の流れが悪くなり、雨漏りの原因になります。
 
 

□スレート屋根のメンテナンスと雨漏り修理方法

 
 
スレート屋根からの雨漏りを防ぐためのメンテナンス方法と修理方法には、以下のような手段があります。
 
1:雨仕舞部分の修理
 
 
屋根の棟や谷、外壁との接合部など、雨仕舞部分の劣化は雨漏りの大きな原因です。
これらの部分の板金交換やコーキングによる止水処理が有効です。
しかし、重要なのは適切な会社に依頼すること。
誤った施工方法では、問題を解決するどころか新たな雨漏りを引き起こす可能性があります。
 
 
2:スレートのひびや割れの修理
 
 
軽微なひび割れや割れは、コーキング材で補修できます。
しかし、割れがひどい場合は、屋根材の交換が必要になることもあります。
 
 
3:屋根塗装
 
 
屋根塗装は、スレート屋根の耐水性を高め、雨漏りを未然に防ぐために非常に重要です。
塗装は、雨漏りを直接治すわけではありませんが、屋根の保護層を強化し、水の浸入を防ぐ効果があります。
 
 
4:防水紙のチェックと交換
 
 
屋根材が劣化していたとしても、防水紙がしっかりしていれば雨漏りはしません。
雨漏りが発生している場合は、防水紙の劣化が進んでいる可能性が高いため、交換が必要です。
 
 

□まとめ

 

 
スレート屋根の雨漏りは、さまざまな原因によって引き起こされますが、適切なメンテナンスと早めの修理によって防止可能です。
今回紹介した原因と対策を理解し、定期的な点検と適切な対応を行うことで、安心して快適に過ごせる家を維持しましょう。

施行実績エリア

施工実績年間150棟

施工エリア:掛川市、袋井市、菊川市、御前崎市、磐田市、浜松市、森町、島田市
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