鈴建ブログ

雨漏りについて
2024.07.04

掛川市の雨漏り修理は​鈴建にお任せ|雨漏り箇所の見つけ方を教えちゃいます

 掛川市の雨漏り修理は​鈴建にお任せ|雨漏り箇所の見つけ方を教えちゃいます

 

梅雨入りしたことにより、メンテナンス不足が表面化してしまう建物は多くあります。これまで気づいていなかった雨漏りがいきなり表面化して、慌てて業者に相談するという方は多く、必要以上の費用が発生してしまうことは少なくありません。

 

このような状況に気づくことができれば良いのですが、最後の最後まで気づくことができずに、実際に雨漏りで水漏れが発生してしまうと、多くの被害を被ることになってしまいます。

 

そのようなことにならないためにも「雨漏りに気づく」ということが重要です。

 

今回のお役立ちコラムでは「雨漏り箇所の見つけ方」についてご紹介したいと思います。

 

雨漏り箇所の見つけ方【DIY編】

 雨漏り箇所の見つけ方【DIY編】

 

雨漏りには「前兆」があります。その前兆を見落とさなければ、いきなり水漏れで焦るという事態は防げるでしょう。普段生活している空間だからこそ見落としてしまう「雨漏りの前兆」は、ほんの少し気をつけるだけで気づきになるはずです。

 

天井の染み

 

雨漏りは、一般的に「上から下」に現れると言われています。単純な話が「屋根から下に向けて発生するトラブル」ということです。室内にいて、上を見た時に視界に広がるのは「天井」ですね。つまり、天井の変化に気づくことができれば、雨漏りの前兆に気付けるということです。

 

よくあるのが「部屋の隅の天井の染み」です。いきなり部屋の中央付近が雨染みで汚れ始めるということはほとんどありません。というのも、雨漏りのほとんどは「柱を伝って発生する」という特徴を持っているからです。

 

もちろん、直接天井に水が降り注いでいる場合はこの限りではありませんが、屋根から直接吹き込んでいない限り、柱を伝って流れてきます。その結果、部屋の隅の方の天井に染みができるのです。

 

クロスのカビ

 

内壁の一部分に黒い影が見えるような時、クロスの裏側にカビが発生していることが考えられます。しかし、この裏側に発生しているカビに気付けるのは、普段から壁紙を気にしてみている場合や、新築から間もない「綺麗なクロス」の状態の場合くらいでしょう。

 

クロスに埃が付着していたり、油汚れで多少黄ばみが目立つような状態ですと、なかなか気づくことができません。影のように見えていたクロス裏のカビは、侵食して表面まで浮かび上がってきます。ここまでくると、明らかに目立つ汚れが付着しているように感じるので、汚れを拭き取ろうとしたら「カビが発生していた」ことに気づくというのが多いケースです。

 

クロスの膨らみ

 

数年住み続けていると、クロスのノリ付けが甘いところが浮いてしまうということはよくあることです。しかし、その浮きが広範囲で発生するという場合は、雨漏りを疑った方が良いでしょう。

 

最近の内装業者は、ノリ付けしながらクロスを貼り付けるという方法ではなく、ノリ付けされているクロスの剥離紙を剥がしながら設置することの方が多いため、ノリ付けが甘いということはほとんどありません。

 

それにもかかわらず広範囲の膨らみが発生しているということは、何かしらの原因によって密着不良が発生していることが考えられ、その多くの場合「水分」による密着不良がほとんどなのです。

 

クロスの剥がれ

 

クロスが剥がれるということは、上記した膨らみがより一層進んでしまったことが考えられます。完全に密着していた壁紙が剥がれるということは、基本的に考えられません。しかし、そのような状況が発生している時点で、かなり雨漏りの被害が進んでしまっていることが疑われるのです。

 

剥がれた内壁に触れてみると、張り付いている部分に比べひんやりしていたり、ベコベコと内壁自体が動いたり、時には手をついた途端に穴が空いたりといったようなこともあります。

 

雨漏り箇所から想定する雨漏り原因

雨漏り箇所から想定する雨漏り原因

 

雨漏り箇所に気づくことができたら、今度は「原因の特定」をしましょう。症状によって、どこから雨漏りが発生しているかを見極めることで、応急処置すべき場所の特定ができるのです。

 

屋根からの雨漏り

 

屋根からの雨漏りは「天井」に現れやすいです。症状が現れたとしても、基本的に「屋根は業者任せ」だということを守りましょう。なぜ屋根の雨漏りが発生するのか、その原因は以下の通りです。

 

  • ・施工不良
  • ・屋根材の割れ・浮き・ズレ
  • ・防水塗膜の剥がれ
  • ・棟板金の釘浮き
  • ・瓦屋根・漆喰の破損
  • ・雨樋の詰まりや破損
  • ・天窓サッシなどの破損

 

これらの修繕を行うこととなるため、工事費用は高くなってしまうことを覚悟しておきましょう。

 

外壁・バルコニーからの雨漏り

 

外壁やバルコニーからの雨漏りの場合、症状が現れるのは「壁面のクロス」のことが多いです。階上からのトラブルの場合も、部屋の隅よりも「壁面一面」に症状が発生しやすいということを覚えておきましょう。

 

  • ・ひび割れ
  • ・目地などのコーキングの劣化
  • ・サッシの破損
  • ・防水塗装の剥がれ
  • ・排水管の破損やひび割れ
  • ・窓やドア周辺の破損

 

基本的には、外壁塗装を適切な周期で行っていなかったことによるトラブルなので、外回りの修繕事態は難しいものではありません。しかし、雨漏りしているため、外側だけではなく内側にまで手を入れなければならなくなっており、当然工事費用はかさんでしまうでしょう。

 

雨漏り箇所の見つけ方【プロ編】

雨漏り箇所の見つけ方【プロ編】

 

プロが雨漏りを見つける方法は「症状が現れる前の調査」を行うことで見つけています。俗に言われる「雨漏り診断」というやつです。いつでもご依頼いただければ対応しているので、定期的にご用命ください。

 

無料診断もしているので、建物の劣化状況は定期的に確認することをおすすめします。

 

屋根に登って【目視診断】

 

目視診断の場合、ほとんどの業者が「無料診断」として対応しているので、ご負担なく調査依頼できるはずです。屋根に登れば、基本的に足場の設置が必要になるのですが、ハシゴをかけて見える範囲をチェックするという方法もあるので、この程度であれば無料の範囲となっています。

 

すぐに屋根に登ってチェックしていく業者もあり、その場合は雨漏りを早期発見することができるでしょう。ただし、劣化している屋根材等を踏み抜いてしまうという問題も抱えているので、必要以上に被害が広がってしまうことがあるということを覚えておきましょう。

 

屋根材を傷めない【ドローン診断】

 

屋根に登らなければ「屋根材を破損することはない」ので、地上にいながら屋根の劣化状況を確認する「ドローン診断」はかなり優秀なサービスと言えるでしょう。ただし、ドローン診断そのものは無料対応している業者はほとんどありません。

 

ドローン診断でわかるのは「屋根材の劣化状況」であり、細かな部分の雨漏り調査までできるというケースは少ないです。ただし、劣化状況から雨漏りが発生しやすい箇所を特定して、屋根裏等から雨漏り診断を行うということは可能であり、高額な診断料の発生を抑えられます。

 

疑惑箇所への【散水調査】

 

雨漏りは「発生させた時が一番見つけやすい」です。発生している状態ではなく、あくまでも「発生させた時」なので、雨漏りの最中が見つけやすいというわけではないことを覚えておきましょう。

 

問題がない状態で水をかけ、その結果雨漏りが発生することを確認できれば、雨漏りの入り口が確定できるというのは古くからある発見方法です。

 

見えない場所もわかる【赤外線サーモグラフィー調査】

 

雨漏りの確実な発見方法とされているのが、最新機器を使った「赤外線サーモグラフィー調査」です。雨漏りの発生箇所から経路、出口までの温度変化によって細かな症状チェックができ、問題をいち早く解決することができます。

 

ただし、調査費用は高めであり、無料では行っていません。さらに、鉄筋コンクリート造の建物の温度変化をチェックすることは若干苦手としているので、ケースバイケースで対応方法が変わります。

 

赤外線サーモグラフィー調査であれば、建物に負担をかけることなく調査が完了するので、多少の費用が発生したとしても、この方法が一番おすすめです。

 

鉄筋コンクリート造には【ガス調査】

 

鉄筋コンクリート造の建物の場合、赤外線サーモグラフィーの精度が落ちてしまいます。そのため、特殊なガスを「雨漏り発生箇所(出口)」から通し、雨漏りの原因となる入り口を見つけるという方法をとります。

 

この方法では、仮に途中にも雨漏り箇所を経由しているのであれば、その場所も特定できるというメリットがあります。ただし、チェック漏れによって途中の経由箇所を見落としてしまうと、その雨漏り発生箇所は生きた状態で残ってしまうということを理解しておきましょう。

 

基本的には見落とすことはないのですが、隣り合った部屋で雨漏りが発生しているようなケースでは、稀に見落としが発生することがあります。

 

雨漏り箇所の調査は「定期点検」を依頼するのがベター!|鈴建にご相談ください!

 雨漏り箇所の調査は「定期点検」を依頼するのがベター!|鈴建にご相談ください!

 

雨漏り箇所の見つけ方は、どこまで行っても「症状が現れてからしかわからない」ということを覚えておきましょう。専門業者でも、なにも問題が発生していない状態で「雨漏りしてるぞ」とは判断できません。

 

それこそ、赤外線調査のように「隠れた部分まで見ることができる調査」を行わない限り、適切な判断なんてできないのです。ただし、しっかりと調査をした上であれば、ほとんど症状が現れていない状態でも「雨漏りを発見することはできる」ので、定期的な雨漏り診断を受けることをおすすめします。

 

雨漏り箇所を発見したとしても、対処の仕方がわからないときは、手を出してはいけません。もし、すぐにでも雨漏りを応急処置したいと思うのであれば、防水テープを常備しておきましょう。テープ止めであれば、外壁やサッシを傷つけることはほとんどありません。

 

シーリング材や、板を打ち付けるというような処置をしてしまうと、修理箇所が増えてしまうので注意してください。

 

掛川市の建物の雨漏り診断は、早い段階で鈴建にご相談ください。

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施工実績年間150棟

施工エリア:掛川市、袋井市、菊川市、御前崎市、磐田市、浜松市、森町、島田市
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