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2024.10.04

外壁のひび割れ(クラック)は放置して大丈夫?原因と補修方法を解説

築年数が経過した家を所有していて、外壁のひび割れに不安を感じている方へ。
「あのひび割れ、放置して大丈夫なのかな。」
「補修ってどれくらい費用がかかるんだろう。」
そんな悩みをお持ちではありませんか。
外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや構造体の劣化など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
この記事では、外壁のひび割れの種類、原因、放置した場合のリスクについて解説します。

□外壁のひび割れ(クラック)とは?

外壁のひび割れは、専門用語で「クラック」と呼ばれます。
クラックは、大きく分けて2つの種類に分けられます。

1:ヘアクラック

ヘアクラックは、髪の毛ほどの細さで、幅が0.3mm以下、深さが4mm以下の微細なひび割れです。
モルタル外壁だけでなく、窯業系サイディングやコンクリート外壁にも見られる現象で、外壁表面だけが微細にひび割れている状態です。
ヘアクラックは、構造材やコンクリート内部の鉄筋に影響を与える可能性は低いですが、放置すると大きくなる可能性もあります。

2:構造クラック

構造クラックは、ヘアクラックよりも幅が広く、深さも深いひび割れです。
構造クラックは、外壁の内部まで達していることが多く、放置すると雨漏りや構造体の劣化につながる可能性があります。
構造クラックは、建物全体の強度にも影響を与える可能性があるため、早急に専門会社に相談する必要があります。

□外壁のひび割れ(クラック)の補修方法と費用

外壁のひび割れの補修方法は、クラックの種類や状態によって異なります。

1:ヘアクラックの補修

ヘアクラックは、比較的簡単に補修できます。
補修方法は、主に以下の2つです。
・シーリング材による補修
シーリング材は、ひび割れに充填して、防水性を高める効果があります。
費用は、ひび割れの大きさや場所によって異なりますが、数千円から数万円程度です。
・塗装による補修
塗装は、外壁全体の見た目を改善するだけでなく、ひび割れを目立たなくさせる効果もあります。
費用は、使用する塗料の種類や面積によって異なりますが、数十万円から数百万円程度です。

2:構造クラックの補修

構造クラックは、専門会社に依頼する必要があります。
補修方法は、ひび割れの原因や状態によって異なりますが、以下のいずれかの方法が用いられます。
・注入工法
ひび割れに樹脂を注入して、強度を回復させる方法です。
費用は、ひび割れの大きさや場所によって異なりますが、数十万円から数百万円程度です。
・補強材による補修
ひび割れに補強材を取り付けて、強度を回復させる方法です。
費用は、補強材の種類や面積によって異なりますが、数十万円から数百万円程度です。

□まとめ

外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや構造体の劣化など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
ひび割れの状態や原因を把握し、適切な補修方法を選択することが大切です。
専門会社に相談することで、安心安全に、そして適切な費用で補修を行うことができます。

施行実績エリア

施工実績年間150棟

施工エリア:掛川市、袋井市、菊川市、御前崎市、磐田市、浜松市、森町、島田市
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