鈴建ブログ

塗装について
2019.06.20

8割を占める建物に使われる外壁材 ~サイディングについて~

「うちの壁はサイディングらしいが、詳しくは知らない」
「そもそもサイディングって何?」
という方はいらっしゃいませんか?

おしゃれに見える、施行が簡単、ということから現在サイディングは非常に人気のある外壁です。

しかし、このサイディングはそこまで耐久性に優れておらず、10年前後でメンテナンスが必要となります。

そこで今回は、サイディングの特徴やメンテナンスはどうしたら良いのかについてお話しします。

サイディングとは
・施工法からみるサイディング
サイディングとは、セメントや金属から成る外壁素材の一種です。

そもそも外壁の施行方法には2種類あることをご存知でしょうか?

外壁塗装のやり方には「湿式」と「乾式」の2種類あります。

湿式は現場で水を混ぜながら作ったモルタルや土壁を使って工事をする方法で、塗り壁やタイル貼りのことをいいます。

この施工法は通気性・透湿機能を優先させた塗料を用いるので、通気性が良く屋内外の温度差を最小限にすることができます。

一方乾式はそういった水を一切使わず工事を進める方法で、雨風や日射に強い防水対抗力に優れています。

「サイディング」はこの防水耐候性に優れた乾式工法の際に用いられます。

・ サイディングの特徴
サイディングは「サイディング板」とよばれるセメント・金属製の板を壁に貼付ける方法で、一般的な塗装としてイメージされる塗料を塗るのとは異なります。

このサイディング板は形が何種類かありますが、オーソドックスなのはレンガのような長方形をしたもので、現在人気が出てきているのが、それより長い長方形のサイディング板です。ここからはこの2つのサイディング材についてご紹介します。

・ レンガ型・正方形
長方形や正方形をしているものは形がレンガに似ていることから、レンガにカラーリングにして暖かみのある外壁を演出したり、あえてホワイトやグレー調にすることでシックな石壁のようにしたりするお家が多いです。

この形の板材を使うことによって、おしゃれなレンガ造りの壁を簡単に再現することができるとして非常に人気です。

・ 横に長い長方形
一方現在人気が出てきているのは横に長めの長方形のサイディング板です。

もともとこの形状のサイディング板はカントリースタイルの定番で、北欧の木造建築が元になっているといわれています。

この形の板材を用いることによりカントリー調の優しい自然の風合いを演出できるのと、カラーリングによってイメージを大きく変えることもできます。

現在は、黒に近い紺やグレーのカラーリングでこの板材を使う雰囲気の漂うスタイルが人気を集めています。

また、話題のサーファーズハウスにも取り入れられることが多く、もともと木造のサーファーズハウスの課題でもある「劣化のしやすさ」をスパッと解決してくれる板材として非常に重宝されています。

○ サイディングのメンテナンス
・サイディングのデメリット
サイディングの特徴から、サイディングはおしゃれで、防水耐候性に優れていることがわかりました。

では、サイディングにはデメリットはあるのでしょうか?サイディングのデメリットはいくつか存在します。

1つ目は熱を吸収しやすいことです。

サイディングは熱が溜まりやすく、真夏の直射日光があたりやすい環境下では、表面温度が60度に間で達することもあります。

これだけ熱を吸収するのですから、家の温度も自ずと高温になりやすくなります。

夏場は特に冷房による電気代がかさむ時期ですので、サイディングの壁はあまりお財布に優しいとはいえないのかもしれません。
また、サイディングの壁は表面の塗膜がはがれてしまえば、水も吸収してしまいます。

こうなると直接シーリングにもダメージが出てきてしまうので、塗膜が剥がれてくる前にサイディングの交換もしくは、再塗装をするようにしましょう。

サイディングは紫外線に非常に弱い素材でできているため、直射日光のあたり続ける場所には不向きです。

直射日光にあたり続ければ劣化が促進されますので、こまめなメンテナンスが必要となります。

・ サイディングのメンテナンス
サイディングのメンテナンス周期は10年前後といわれていますが、環境によってはもっと早い段階でメンテナンスが必要になってくる場合もあります。

壁が色あせている、チョーキングが発生している、塗膜が剥がれている、と感じたら劣化が加速する前にメンテナンスをしましょう。

それではどうやってメンテナンスをしたら良いのでしょう?

メンテナンスの方法は2つあり、サイディングを貼り替える方法と、サイディングの上から紫外線を遮る塗料を塗る方法が一般的です。

サイディングの張り替えは、初期工事と施行内容があまり変わらないこと、費用がかかる事柄、塗り直しをおすすめします。

塗り直しはサイディングの表面を洗浄し、その上から遮光性、防水性の塗料を施行する工事で、費用は張り替え工事の2分の1以下で済みます。

費用や手間の面から考えても、初期段階の劣化でしたら、塗り替え工事で十分です。

 

今回は、サイディングの特徴やメンテナンス工事についてお話ししました。

サイディングのメリットだけではなく、デメリットも理解した上で外壁を選択することが大切です。

またメンテナンスする場合も、壁の状態に合わせてどういったメンテナンスが必要なのかを考えてみることが必要です。

今回お話しした内容がご参考になれば幸いです。

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