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塗装について
2024.01.27

外壁塗装は30年持つの?耐用年数を説明します!

みなさん、外壁塗装は何年持つかご存じですか。
外壁塗装は定期的なメンテナンスをすることで長持ちします。
 
今回は、外壁塗装は30年持つのかについてと、適切なメンテナンスのタイミングについて解説します。
外壁塗装に関して不安がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
 

□外壁塗装は30年持つ?

 
外壁塗装の耐用年数は、10年から20年とされています。
30年以上持つことはほぼありません。
 
また、耐用年数が経過するまで劣化しない、耐用年数までメンテナンス不要などの認識も誤りです。
耐用年数はあくまで一般的な使用限度を示すものです。
耐用年数が過ぎても住めなくなることはありません。
台風や大雨のような特殊な環境下では、耐用年数がすぎる前に劣化することもあります。
 
外壁塗装には特定の法定耐用年数が存在しませんが、建物の耐用年数を参考にできます。
例えば、木造や合成樹脂造の事務所用の建物の耐用年数は24年、住宅用の建物の耐用年数は22年と国税庁が定めています。
また、木骨モルタル造の事務所用建物の耐用年数は22年で、住居用の建物の耐用年数は20年です。
 

□外壁塗装を検討すべきサイン

 
3つのサインが現れたら塗装してから10年たっていなくても外壁塗装を検討しましょう。
これらのサインを見逃さないように、定期的に外壁の状態を確かめることが大切です。
 

*チョーキング現象

 
外壁塗装が粉状になる現象をチョーキング現象といいます。
白い粉が指につく場合、塗装の効果が失われつつあるサインです。
チョーキングサインは、塗り替え時期が近づいていることを示しています。
 

*塗膜のはがれ

 
塗膜がはがれて下地が露出している場合は、早急に塗り替えを検討しましょう。
はがれたまま放置していると、外壁材の劣化が進む恐れがあります。
 

*ひび割れ

 
外壁のひび割れは、経年劣化や地震によるものが多いです。
浅いひび割れを「チェッキング」といい、深いひび割れを「クラッキング」といいます。
ひび割れを放置すると雨漏りの危険性が増し、家全体の劣化を招く恐れがあるため、早期の対処が求められます。
 

□まとめ

 
外壁塗装が30年以上持続することはなく、10年から20年で再塗装をする必要があります。
外壁塗装の耐用年数についての一般的な誤解を解き、外壁塗装を検討すべきサインを正しく理解することは、大切な自宅を長持ちさせるために大切です。
チョーキング現象、塗膜のはがれ、ひび割れなどの外壁塗装を検討するタイミングを見極め、適切なメンテナンス時期を判断しましょう。
 
この記事が自宅のメンテナンス計画の役に立てば幸いです。

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