外壁塗装をする際、塗料の価格がトータルコストに対して大きな比重を占めてきます。性能の良い塗料を使用すれば、当然価格は高くなり、やすい塗料では十分な性能を発揮できません。そんな葛藤をうまく解消したいときは、鈴建にご相談ください。
大手塗料メーカーの認定施工店である弊社鈴建であれば、低コスト高品質の実現も可能です。
今回のお役立ちコラムでは「コスパの良い高性能塗料」をご紹介していきます。
コスパの良い塗料の条件
コストパフォーマンスの良さの条件には、単純な価格の安さだけでは判断できません。さまざまな角度から見て、最終的にコスパに優れているという事実が必要なのです。
・価格の安さ
・耐用年数の長さ
・メンテナンス性の良さ
これらの条件について考えてみましょう。
価格が安い
施工コストそのものが安いというのは、誰もが把握しやすいコストパフォーマンスです。しかし外壁塗装工事の場合「安かろう悪かろう」ではまったく意味を成しません。安くても一定以上の性能を発揮して欲しいというのが、ユーザーファーストの考え方だと思います。
どれだけ安くても、毎年塗り替えなければならないのであれば、塗料のコスト以上に仮設足場の設置費用や職人の人件費といったコストがかさんでしまうでしょう。毎年塗り替えをしなければならないならば、施工費用の安さというメリットは活かしきれていないことになります。
この「施工費用=価格が安い」という条件は、トータルコストの安さという点も考えた上で見極める必要があるということを覚えておきましょう。
耐用年数が長い
先に触れた「トータルコストの安さ」に直結するのが「耐用年数」です。低価格の塗料でも、耐用年数が長ければ「効果持続性を確保できる」という大きなメリットが生まれます。この時、低価格塗料に対する高性能も同時に求めることになるわけです。
ただ外壁の表面を保護するだけのハリボテでは、十分な効果があるとは言えません。遮熱性を持っていたり、断熱性に優れていたり、撥水性が良かったりという付加価値を持っている塗料であり、耐用年数が長いことが重要になってくるわけです。
このような条件を持った低価格塗料は、大手塗料メーカーの得意技です。
メンテナンスフリー
外壁塗装をする際、十分な性能が欲しくなります。その大きな要素になってくるのが「メンテナンスフリー」という点です。塗料によるセルフクリーニング性能は、オーナー様の手を煩わせない重要な効果になっています。現在市販されている多くの塗料は「低汚染塗料」を銘打っているものがほとんどです。つまり、汚れづらいということです。しかし、あくまでも汚れづらいだけであって、付着した汚れが勝手に落ちるというところまでは期待できません。
そこまで優れた塗料は「超低汚染」という表記に変わります。超低汚染塗料を低価格で提供するというのは非常に難しく、大手塗料メーカーのように一定数以上のシェアがなければ実現はできないのです。
その点、弊社は大手塗料メーカーである「アステックペイント」の認定施工店ということもあり、超低汚染塗料を低価格でご提供することができる環境が整っています。
塗料の効果で家計を助ける
外壁塗装は建物の寿命を延ばすばかりでなく、日常的に家計を助ける役割も担うことができることをご存知ですか?遮熱塗料は、夏場の暑さを塗料によって防ぐ効果があります。断熱塗料は、冬の寒さから室温を守る役割を持っていて、ピュアアクリル塗料は雨漏り対策に貢献してくれます。このような効果は、そのまま家計を助けることにつながっているのです。
しかし、どれほど家計に貢献してくれるのかが把握できなければ、本当に施工すべきなのかが見えてきません。そこで、夏の冷房費を具体例として考えてみましょう。
遮熱塗料と通常塗料の具体的な差
通常の塗料で外壁塗装をした場合、室温が40℃を超えることは珍しくなくなりました。これを快適な温度として「28℃」に下げようとした場合、12℃の温度降下が必要になるわけです。
仮に、6月から9月までの約120日間の平均室温が40℃だったとして、1ヶ月の電気代が5万円かかったものと仮定したとします。つまり、4ヶ月で20万円の電気代です。
これに対し、遮熱塗料で外壁塗装・屋根塗装を施した場合、平均的に室温は2℃低下するというデータがあります。つまり、必要な温度降下は「10℃」です。
室温を1℃下げるためには、およそ10%の電気代が影響すると言われているため、単純計算で遮熱塗料によって20%の電気代が節約できることになります。5万円の20%ということは「月間1万円」の節約です。
4ヶ月で20万円かかる電気代が16万円になると考えると、かなり効果的な工事だということがわかります。
そして、耐用年数15年として考えた場合、同条件が毎年続いたと考えると、以下のような差が生まれるのです。
年数 |
通常の塗料での累計電気代 |
遮熱塗料での累計電気代 |
5年 |
100万円 |
80万円 |
10年 |
200万円 |
160万円 |
15年 |
300万円 |
240万円 |
30年 |
600万円 |
480万円 |
電気代だけでこれだけの差があります。また、通常の塗料は基本的に5年ごとに塗り替えが発生しますので、メンテナンス費用でも以下のような差が発生します。
年数 |
通常の塗料での 累計メンテナンス代 |
遮熱塗料での 累計メンテナンス代 |
5年 |
50万円 |
0円 |
10年 |
100万円 |
0円 |
15年 |
150万円 |
100万円 |
30年 |
300万円 |
200万円 |
参考価格ではありますが、仮に高性能遮熱塗料で施工すると耐用年数が15年前後のものを選ぶようになります。その際、メンテナンスコストは通常の塗料に対し倍値になると仮定しても、上記のような価格差が発生します。
30年時点でのトータルコストを見てみると、通常の塗料の場合900万円価格のに対し、遮熱塗料では680万円に抑えられました。ここだけを見ても、コストパフォーマンスは単純な商品価格だけでは測れないことがわかるでしょう。
鈴建おすすめのコスパ塗料
弊社でおすすめしたい高性能コスパ塗料をご紹介します。高性能塗料でありながらも、低価格に抑えられる商品なので、弊社にご依頼の際にはぜひご検討ください。
シリコン革命REVO1000
次世代型高性能塗料として、アステックペイントが販売しているシリコン塗料です。非常に耐候性が高く、低汚染性にも優れたシリコン塗料です。弊社のスタンダードプランで使用する最もポピュラーな塗料だと覚えておいてください。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IR
超低汚染性能がセルフクリーニング作用をもたらしてくれる上に、弾性塗料なのでひび割れ対策もできる高機能塗料です。超低汚染リファインシリーズの中でも、塗り替え後の強い塗膜形成が期待できます。
超低汚染性能は、雨によって外壁に付着した汚れを洗い流せるという特徴を持っているのですが、それ以上に「汚れの付着を許さない」という点にも目を向けていただきたいです。汚れやすいものの勝手に綺麗になるという状態だと、日常的には外壁が汚く見えてしまうことになるのです。
しかし、超低汚染リファインシリーズは、そもそも汚れづらい上に、付着した汚れは塗料の効果によって勝手に洗い流されるという点が優秀だということを覚えておきましょう。
EC5000-PCM
ピュアアクリル塗料なので、フッ素塗料や無機塗料のような高価格な商品ではありません。また、最高のひび割れ対策ができるので、外壁の耐久性を高めたいという場合にはおすすめできる塗料になります。
外壁の素材を選ばず、住宅以外にも工場や倉庫などにもとても高い威力を発揮できます。そして、1番の特徴は「プロタイムズ加盟店」でしか使用できない高性能塗料だということです。
他にも加盟店でしか取り扱いが許されていない塗料がいくつかありますが、このEC5000-PCMは非常に優れたひび割れ・防水対策性能を持っているのです。
超低汚染リファイン1000MF-IR
先にも挙げた超低汚染リファインシリーズの、フッ素樹脂をベースに使っている超高級塗料が1000MF-IRになります。実は、プロタイムズ加盟店には1000MF-IRよりも上の塗料が存在するため、こちらの商品を低価格でご紹介することができるのです。
そのため、弊社では超低汚染リファイン1000MF-IRをコスパの良い塗料としてご紹介できます。
長持ちする外壁塗装なら鈴建にご相談ください!
外壁塗装のコスパについて、単純な商品価格だけで判断することはおすすめしません。実際には、外壁塗装後にどれだけの効果を何年間持続できて、次のメンテナンスまでにどれだけの時間を稼げるかという点にも目を向けるようにしましょう。
弊社「鈴建」はアステックペイントの認定施工店として、高機能、高性能な塗料を取り扱っております。